洋服と違って、男物の着物(和服)の場合は外にポケットがないので、どうしても袖の中や懐に物を入れることになります。
ハンカチ・手拭いや、たばこ、財布程度ならいいのですが、あまり重くかさばるものを入れて歩くと、着崩れすることもありますし、和服を傷める場合もあるので小物を用いて、袋の中に入れて持ち運ぶようにしなければなりません。
小物入れは主に、巾着、信玄袋などの袋物が中心ですが、風呂敷も使うことができます。
また、凝った方では、着物を仕立てた時の残り布で袋を作り、オリジナルなものを持ち歩く!というもかっこいいですね。
ただし、和装の時は巾着と、決めつける必要はありません。
和服に似合いそうなもの(普段使っている)洋装用のバッグを好みでつかえば、思わぬグッドチョイスになるかもしれません。つまり、和服の定番の小袋類はあまり機能的ではないものが多く、結局は適当なトートバッグ・セカンドバッグやノートパソコン用のソフトバックなどが持ち歩いてみて、重宝します。
結局は、自分の好みや用途に合わせて研究してみるのがいいと思います。
そういう意味では、風呂敷は。重宝する和装によく合う定番です。
ただの布地が、用途はアイデア次第で無限に活用できるスグレ物です。
和装としては、信玄袋・巾着籠・風呂敷などが一般的です。